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*M先輩のテニスに勝つ秘訣 [#i55ccdb3]

前職のテニス部先輩Mさんが転勤されます。&br;
M先輩は、学生時代からテニスを始めた方で、テニスのプレースタイルはオールラウンダーに分類されるでしょうか。フォームは決して華麗とは言えない((失礼!))ですし、サーブも超スローカーブのようなスライスサーブが中心ですが、ゲームをやるとなぜか負けない。&br;
実業団の試合では、試合前に10分程度ウォーミングアップをやります。ウォーミングアップでのラリーを見ていて、「ああ、こりゃ相手の格が違うわ・・・」という相手であっても、いつのまにか勝っちゃいます。

私が30歳くらいにテニスを始めた頃は、力まかせにボールをひっぱたいて、一発でポイントを決めることに快感を感じていました(実は今でもそうですが・・・)。そんな私にM先輩は、「もっと頭を使え、一発で決まるもんじゃない。」とか、「ダブルフォルトするくらいなら、下からでもいいからとにかくサービスを入れて、1球でも多く相手に打たせたほうがいい。」とか、いろいろとアドバイスしてくれました。今、振り返ると、その貴重なアドバイスがほとんど耳に届いていなかったようです。今ならもう少しは、届くと思うんですが・・・。

そのM先輩が、転勤のご挨拶として、テニス部メンバーに送ったメッセージを紹介します。
>いろいろテニスの話もしましたが、私なりの試合に勝つ秘訣(これが全てではありませんが)を伝授しますので、是非、実践してみてください。&br;
>&br;
>&color(Red){''試合に勝つには精神的優位に立つことが重要''};だと思います。&br;
>精神的優位に立っていればリラックスでき、普段の練習以上のこともできることがあります。&br;
>では精神的優位に立つにはどうすれば良いか?&br;
>&br;
>&sizex(5){&color(Navy){''1.実際のポイントで相手を上回ること''};};&br;
>とにかく最初の1ポイントを取ることです。&br;
>練習や合宿の時にやっている2ポイント先取の勝抜き戦で勝抜けるようにしていれば、あとはこれの繰り返しなので試合でも勝てるようになります。&br;
>&br;
>&sizex(5){&color(Navy){''2.根拠のある自信を持つこと''};};&br;
>過去にもっと強い人に勝ったとか、このショット、パターンは練習してできるようになった等、実績があれば試合の時、この相手には勝てるという自信が持て、精神的優位に立つことができます。&br;
>そのためにも自分の好きな練習だけでなく、いろんな練習をしてください。&br;
>&br;
>&sizex(5){&color(Navy){''3.チャンスを増やすこと''};};&br;
>チャンスが増えれば精神的優位に立つことができます。&br;
>チャンスを増やすには考え方を少し変えれば良いと思います。&br;
>皆さんのテニスを見ているとチャンスと言えば、一発で決められるようなボールと考えているようですが、たとえば、前に出てボレーをするチャンス、相手の苦手なバックサイドにボールを打つチャンス、次に決めるための布石を打つチャンスと考えていけばチャンスはいくらでもあります。&br;
>&br;
>&sizex(5){&color(Navy){''4.奥の手を持っておくこと''};};&br;
>いつも言っていますが、試合前の相手とのウォーミングアップの時、自分にできるショットをすべてさらけ出さず、ここぞという時に打つショット、戦法を温存しておくことです。そういうものがあれば試合に負けている時とか流れを変えたい時、どうしてもこのポイントが欲しいという時に使えるので、精神的優位(というより精神的余裕)になると思います。&br;
>&br;
>最後に昔読んだマンガに、試合に勝つためには4つのCが必要だとありなるほどと思っていたので書いておきます。&br;
>''Control''(コントロール:言うまでもないでしょう)&br;
>''Combination''(コンビネーション:これもいつも言っていますが、相手が普通に構えている時にこっちが良いショットを打ってもなかなか決まるものではありません。まず、相手の体勢なりポジションをくずしてから決め球を打つということを心がけてください)&br;
>''Concentration''(集中:これもいつも言っていますが、ボールがアウトになったのを
確認するまで油断するなということです)&br;
>''Confidence''(自信:上述の根拠のある自信です。根拠のない自信は何の役にもたちません)&br;
>&br;
>以上のことを考えて今よりもっと勝ちを増やしてください。&br;
>&br;
>みなさんにはこれまでテニスに付き合っていただき、本当にありがとうございました。&br;
>もちろん、私はこれからもテニスは続けますので、みなさんも是非、テニスを続けていてください。&br;&br;

うう、さすがM先輩。こんなに素晴らしい先輩を持ちながら、上達がままならない私が情けない (T-T 

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